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2006年 12月 03日 ( 1 )

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マンハッタンから車で2時間ほどかかる田舎町、ニューヨーク州アルスター郡ウッドストック。ウッドストックといえば69年に開催されたフェスティバルを連想する方も多いでしょうが、実際にはウッドストックから80km以上離れた別の町で開催されてるんですよね。ただ、ディランやザ・バンドなど、この地に移り住んだミュージシャンや、町にあるベアズヴィルスタジオで制作された、「ウッドストック一派のサウンド」というものもあって、僕も20代半ばの頃には、ディランやザ・バンドはもちろんのこと、ジョン・サイモンやボビー・チャールズ、ジェシ・ウィンチェスター、ジョン・セバスチャンなど色々と聴いてましたね。今日紹介するカレン・ダルトンのアルバムも、ウッドストックの名盤として紹介されてる事も多く、ずっと気になっていたんですが、今年になってようやくCD化されまして、早速入手しました。

60年代初頭かディランらとフォークシーンで活動していたカレン・ダルトンですが、フレッド・ニールに見出されて69年にレコード・デビューを果たします。今日紹介するのは、71年にベアズヴィルスタジオ等でレコーディングされたセカンドアルバム。ディランやアル・クーパーとの活動でも知られるベーシストのハーヴェイ・ブルックスがプロデュースとベースを努め、再結成後のザ・バンドにも参加したリチャード・ベルと、ジョン・サイモンがピアノで、ウィングスのデニー・シーウェルがドラムで、ジョン・ホールやエイモス・ギャレットがギターで参加してます。

「フォーク界のビリー・ホリデイ」とも言われるカレン・ダルトンですが、何も知らない人が聴いたら50~60代の黒人女性が歌ってると思ってしまうだろうその歌声は、個性的でかなり強力ですね。ジャズやブルース、ソウルからの影響が強く、とても33歳の白人女性とは思えない迫力があります。基本的には自作はしないようで、このアルバムでもパーシー・スレッジで有名な②や、ザ・バンドの⑥、ディノ・ヴァレンテの①、ポール・バターフィールドの③からトラディショナルな④まで、バリエーションに富んだ選曲ですが、どの曲においても彼女の存在感からか「カレン・ダルトン色」で仕上げられてますね。

マニアックな1枚ではありますが、内容も素晴らしいし、ビッグピンクの写った美しいジャケットも最高ですので、機会があれば皆さん聴いてみてください。


1. Something On Your Mind
2. When A man Loves A Woman
3. In My Own Dream
4. Katie Cruel
5. How Sweet It Is
6. In A Station
7. Take Me
8. Same Old Man
9. One Night Of Love
10. Are You Leaving For The Country


購入日:11/27
購入場所:タワーレコード新宿店
購入金額:¥2,625
備考:国内盤 新品 
by shintan_shintan | 2006-12-03 18:24 | SSW