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カテゴリ:SOUTHERN / SWAMP( 109 )

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正月休みも今日で終わり。明日から仕事かぁ・・・ で、本日はひさびさのスワンプ系アルバムです。

2006年にライノハンドメイドからリリースされた、テキサス出身の4人組バンド、エリック・クインシー・テイトのデビューアルバム(70年リリース)をご紹介。ライノからリリースされた直後には量販店の店頭にまだ並んでなくて、いずれ購入しようと思ったもののそのまま忘れてました・・・ 

5000枚限定でのプレスではありますが、たいして売れてないんでしょうかね・・・ タワレコで普通に見かけまして、クレジットを見るとトニー・ジョー・ホワイト、ジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドがプロデュースだし、ほったて小屋に佇むジャケ写もベン・アトキンス「パチョリ」に通じるところがあっていい感じ、ハズレはないだろうと確信し購入に至りました。

その内容はと言うと、いやぁ、黒いです!
ファンキーなリズム隊&トニー・ジョーばりのギターに、メンフィスホーンズをフューチャーしたそのサウンドは、スワンプというよりはサザンソウル。何の基礎知識なく聴いたら、半分以上の方が黒人ソウルシンガーによるマッスルショールズ録音だと間違うんじゃないかなぁ。
リズミカルなファンキーチューンからスローバラード、ブルージーなものまで、気をてらわない王道的な内容だし、エディ・ヒントンのソロアルバムに通じるところもある、やや塩辛く迫力あるヴォーカルもいい感じです。

本編の11曲はもちろんですが、ボートラとして収録されたデモテイクやカバー曲がこれまた最高。ホーンのかわりにハモンドオルガンが大フューチャーされていたり、ヴォーカルもやや荒めな感じなんですが、個人的にはこっちのほうがバンドの個性が際立っていて好きだったりします。

なんにせよ、スワンプ好きはもちろんサザンソウル好きにもぜひ聴いていただきたい1枚です。


1. Stonehead Blues
2. I Want 'Cha
3. Try A Little Harder
4. On The Loose
5. Makes No Difference
6. When I'm Gone
7. Comin' Down
8. Hooker House
9. Bream Are Still Biting In Ferriday
10. Ain't It A Bummer
11. License To Love

12. Stonehead Blues (Demo)
13. Comin' Down (Demo)
14. Ain't It a Bummer (Demo)
15. Gimme Some Lovin' (Previously Unissued)
16. Blowin' The Clouds Away (Alternate Version)
17. Get On The Road (Previously Unissued)
18. I Don't Know Much (Previously Unissued)
by shintan_shintan | 2009-01-04 19:03 | SOUTHERN / SWAMP
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本日紹介するのは、60ミリオン・バッファローなるバンドが72年にアトコよりリリースした(たぶん)唯一のアルバム「ネバダ・ジュークボックス」。
まったく知らなかったグループなんですが、タワーレコード店頭の手書きPOPで「スワンプ好きのマストアイテム!」みたいな感じの言葉に反応して購入した1枚です。

65年にフォーキーブルースなソロアルバムをリリースしている、ジュディ・ロデリック嬢をヴォーカルとして迎え、ビル・シムジクのプロデュースで制作されたこのアルバム、カントリーブルースっぽい小曲①に続く、荒々しくスワンピーなロックンロールの②で一気にやられてしまいました。どことなくトレイシー・ネルソンを思い起こすような彼女のヴォーカルも豪快なバックに負けじと頑張っておりますね~。

とはいえ、スワンピーで泥臭さ一辺倒なのかといえば、さにあらず、ブルースやR&Bを基調にしつつも、アシッドぽい浮遊感のあるものや、SSW的フォーキーなもの、カントリー/ブルーグラス調までけっこうふり幅があって飽きずに一気に聴けてしまいます。個人的には前述の②やソウルフルな④、他に⑥⑪なんかのエッジの効いたハードなギターが際立つナンバーがお気に入り、いやぁ、カッコイイです。

一般的にはほとんど知られていない作品だと思いますが、タワレコのPOP通り、確かにこれはスワンプ好きなら聴いて損のない作品かな。特にソウルフルでブルージーでアーシーな女性ヴォーカルものが好物な僕的にはストライクゾーンど真ん中。かなりのお気に入りとなってます。


1. Royalty Rag
2. Cocaine Shuffle
3. Canyon Persuasion
4. Lovely Ladies
5. Denver Dame
6. Maid of Constant Sorrow
7. Shake It and Break It
8. Callin' You Down
9. Country Girl Again
10. American Money Blues
11. Do What I Tell Me To


購入日: 11/28
購入場所: タワーレコード渋谷店
購入金額: ¥1,790
備考: 輸入盤 新品
by shintan_shintan | 2008-12-09 21:21 | SOUTHERN / SWAMP
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ほんの10年ほど前までは、音楽に関する情報元といえば書籍や口コミくらい。
購入したものが気に入るかどうか、事前の想像通りか否かは聴いてみるまでわからなかったですからね~
今ではインターネットで簡単に情報を入手できますし、購入前に試聴することもできますから、ほんと便利になったもんです。

店頭で見かけないものもネット通販で簡単に購入できるようになったりで、自分も多かれ少なかれネット社会の恩恵を受けてはいるんですが、自分的にどうしても受け入れられなかったのが、I Tunesなどの有料音楽配信。
試聴するだけならまだしも、パッケージを伴わずに音源だけってのがね・・・ そんなに安くはなしし、何かもったいないような気がしてずっと敬遠してたんですが、40歳を目前にして初めて購入しちゃいました。

で、本日紹介するのは、ダウンロードで聴くことができたロニー・マックの71年作「ヒルズ・オブ・インディアナ」。
スワンプ系の名盤として評価の高い作品ではありますが、僕が存在知った時にはすでにCDは廃盤。オークションでも店頭でも見かけず、マケプレでは5,000円以上に価格がつけられてることから、なかば入手を断念しかけてたんですが、HMV DIGITALで配信されてるのを最近になって知ったんですよね。

フライングV使いの白人ブルースギタリストとして活躍し、スティービー・レイ・ヴォーンやクラプトンあたりにも影響を与えたロニー・マックですが、このアルバムで聴かれるのは、アーシーでSSW的な音。
①⑦では彼のギターも存分に味わえますが(特に①のプレイは素晴らしい!)、アルバム的にはカントリー風味ながらも、ちょびっとゴスペルの要素を感じるところもあって、アメリカの広大な大地を感じさせるようなサウンドでいいですね~、大好きなドン・ニックスとの共作曲も4曲ありますし、これは思いっきりツボです。やっぱり、CDで欲しいな~


1. Asphalt Outlaw Hero
2. Florida
3. Lay It Down
4. The Hills Of Indiana
5. Uncle Pen
6. Bicycle Annie
7. A Fine Way To Go
8. Rings
9. The Man In Me
10. She Even Woke Me Up To Say Goodbye
11. All Good Things Will Come To Pass
12. Three Angels
by shintan_shintan | 2008-12-07 16:11 | SOUTHERN / SWAMP
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最近はエイティーズものの記事が続いてたんですが、相変わらず70年代のルーツ系もコンスタントに仕入れてまして、本日からはしばらくそんな感じで・・・

本日記事にするのは、いまいちマイナーな存在ながらもサザンロックを代表する(?)バンド、ウェット・ウィリーが74年にリリースした4枚目「KEEP ON SMILIN’」と、翌75年にリリースした5枚目「DIXIE ROCK」の2in1。

「KEEP ON SMILIN’」は以前記事にしてまして、今回このCDを購入した目的は⑪~⑳までに収録されてる「DIXIE ROCK」が聴きたくて。彼らがカプリコーンでリリースした7枚のアルバムは全て90年代後半にリマスターでCD化されているんですがすでにどれも廃盤。所有している3rdのライブ盤と4th以外をず~っと探しているんですがほんと見つからないんですよね。店頭ではもちろん、オークションにも出てこないし・・・ というわけで2in1は基本的にはあまり好きではないんですが、どうしてもききたくて購入しちゃいました。

で、内容はといえばKEEP ON SMILIN’と同じ路線でほんと最高! ソウルフルでファンキーなんだけど、洗練されてなくて、どこかいなたい。とはいえ親しみやすい雰囲気のキャッチーでポップなサザンロックてな感じで、そこそこに泥臭いんだけど聴いていてなんかハッピーになるんですよね。彼らに関してはこれでまだ4枚しか聴いてないんですが、「DIXIE ROCK」一番好きなアルバムかな。他のアルバムもほんと欲しいんで、都内での中古情報があったら教えていただけると嬉しいです



1. Country Side Of Life
2. Keep On Smilin'
3. Trust In The Lord
4. Soul Sister
5. Alabama
6. Lucy Was In Trouble
7. Soul Jones
8. Don't Wait Too Long
9. Spanish Moss
10. In Our Hearts

11. She's My Lady
12. Ain't He A Mess
13. Dixie Rock
14. Poor Judge Of Character
15. Mama Didn't Raise No Fools
16. It's Gonna Stop Rainin' Soon
17. Jailhouse Moan
18. He Set Me Free
19. Leona
20. Take It To The Music


購入日: 10/23
購入場所: ディスクユニオン新宿本店
購入金額: ¥1,260
備考: 輸入盤 中古
by shintan_shintan | 2008-11-11 21:55 | SOUTHERN / SWAMP
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70年代にはディランとも活動し、80年代以降はプロデューサーとして数多くの名盤を手掛けてきたT・ボーン・バーネット。本日紹介するのは、彼が本名で72年にリリースしたファーストアルバム。

コステロのキング・オブ・アメリカ(85年)や、ロス・ロボスの2nd(84年)、ウォールフラワーズの2nd(96年)、ギリアン・ウェルチのデビュー作(96年)など、彼がプロデュースした作品は大好きなものが多く、90年代にはジョージ・ドラクリアス、リック・ルービンとともにお気に入りのプロデューサーでした。
80~90年代にリリースされたソロアルバムは、気取りすぎた感があって正直イマイチではありましたが、それでも気になる存在でしたね。2000年のサントラ「オー・ブラザー」はちょっと渋すぎてついていけませんでしたが・・・

バックの「B-52バンド」と女性2名のコーラス隊「ファビュラス・スカイラークス」との連名、ダニエル・ムーアのプロデュースによるこのアルバムですが、R&Bやゴスペルなどからの影響も感じさせる極上なスワンプアルバム。
アルバムは、ゴキゲンなブギ調スワンピーな①でスタート。ホーンもいい感じのソウルバラード②、コーラス隊がソウルフルな、ちょっと重めで暗めな③、ミドルスローな④、ピアノとオルガンをバックに歌うバラード⑤と続いて、僕がこのアルバムで1番好きなのが⑥。ビートルズ的メロディーとソウルフルさが結びついたミディアムテンポのナンバーで、明るくも物悲しいメロディーが素晴らしい1曲です。

⑦も①と同じようなシャッフル調のロックンロールナンバー。ブルースナンバーの⑧、ちょっとだけセカンドラインっぽいリズムでハードかつファンキーな⑨もスワンプ度高いです。そして、ピアノ弾き語りで始まるバラード⑩はアルバムの終曲にふさわしい感じでソウルフルなコーラスが雰囲気を盛り上げてます。

彼のヴォーカルはちょっとひ弱で線の細いところがありますが、学者肌によるルーツロックてな感じでそこがまたこのアルバムの色になってるんじゃないかな。現在廃盤で、けっこうな値段がしましたが入手して良かったな~


1. We Have All Got A Past
2. Bring Me Back Again
3. Now I Don't Mind No Light Sermon
4. Wouldn't You Think I'd Know By Now
5. You Been Away For So Long
6. Sliding By
7. Hot Rod Banjo
8. Mama, Please Don't You Lie
9. Clarification Blues
10. Money Changer

(Bonus)
11. I Don't Want To Hear You Cry No More
12. Linda Lu


購入日: 9/17
購入場所: ディスクユニオン新宿本店
購入金額:¥3,990
備考: 輸入盤 中古
by shintan_shintan | 2008-10-05 18:59 | SOUTHERN / SWAMP

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昨日記事にしたトレイシー・ネルソンは好きな女性ヴォーカル5本指に入ると書きましたが、今日紹介するボニー・ブラムレットも同じくらいに好きな歌い手です。

デラニー&ボニー解散後の73年にリリースされた初ソロ「SWEET BONNIE BRAMLETT」は以前記事にしましたが、今日紹介するのは、カプリコーンレーベルに移籍して発表された2枚のアルバム、74年の「IT'S TIME」と76年の「LADY'S CHOICE」の2in1CD。


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                  IT'S TIME (74年)

「SWEET~」ではアヴェレイジ・ホワイト・バンドやリトル・フィートのメンバーがバックを担当していましたが、この作品(CDの①~⑩)でバックを担うのは、グレッグ・オールマン(オルガン)、チャック・リーヴェル(ピアノ)、ブッチ・トラックス、ジェイモー(ともにコンガ)といったオールマン・ブラザース・バンドの面子に、カウボーイのスコット・ボイヤーとトミータルトン(ともにギター)、グレッグ・オールマン・バンドのケニー・ティボット(ベース)、後にディッキー・ベイツとグレイトサザンを結成するジェリー・トンプソン(ドラム)といった当時のカプリコーンオールスターと言ってもおかしくない豪華な面々。

さらにマッスルショールズのエディ・ヒントン(ギター)、セッションドラマーのビッグ・ビル・スチュワートが加わったそのサウンドは、ファンキーでソウルフルでブルージーで素晴らしいの一言。デラニー&ボニーの延長線上のようなイメージだった前作とは異なり、ソロシンガーとしてのボニーの個性が確立されたスワンプロックの王道かつ大傑作ではないでしょうか。



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                LADY'S CHOICE (76年)

前作から2年後にリリースされたこのアルバム(CDの⑪以降)では、ベリー・ベケット(ピアノ、オルガン)、デヴィッド・フッド(ベース)、ロジャー・ホーキンス(ドラム)のマッスルショールズの3人にトミー・タルトン(ギター)、マッスルショールズ・ホーンズがベーシックメンバー。
⑱ではチャック・リーヴェルがピアノ、ディッキー・ベッツがギターでゲスト参加。グレッグ・オールマンも⑪でオルガンを披露していて、これまた南部好きにはたまらないメンバーです。

基本的には「IT'S TIME」と大きくサウンドを変えてはいないんですが、ジェームス・ブラウン、アイザック・へイズ、サム・クック、スモーキー・ロビンソン、グラディス・ナイト、ディランといった大物の有名曲カバーが印象的で、泥臭ささやパワフルさは前作より若干落ちたかな・・・という気もしますが、それでもクオリティーは充分高い良い作品です。


1. Your Kind Of Kindness
2. Atlanta, Georgia
3. It's Time
4. Cover Me
5. Higher & Higher
6. Where You Come From
7. Cowboys And Indians
8. (Your Love Has Brought Me from A) Mighty Long Way
9. Since I Met You Baby
10. Oncoming Traffic

11. Think (About It)
12. Hold On I'm Coming
13. You Send Me
14. Never Gonna Give You Up
15. Let's Go Get Stoned
16. Two Steps From The Blues
17. If I Were Your Woman
18. Ain't That Loving You Baby
19. You Really Got A Hold On Me
20. Let's Go, Let's Go, Let's Go
21. Forever Young


購入日:8/10
購入場所: ディスクユニオン国立駅前店
購入金額:¥1,134
備考:輸入盤 中古
by shintan_shintan | 2008-08-31 14:25 | SOUTHERN / SWAMP
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好きな女性ヴォーカリストは数多いですが、5本指に間違いなく入るのが今日紹介するトレイシー・ネルソン。ソウルフルな歌声がたまりません。

彼女って、てっきりマザーアースのメンバーとして68年にデヴューしたものとばかり思ってたんですが、マザーアース加入前の65年と68年にソロアルバムをリリースしたたんですね。最近知りました。
で、75年にリリースされたこのアルバムは60年代のものも含めると4枚目になるソロアルバム(マザーアース名義のものも含めると通算11枚目)。

マザーアースの作品やソロでも一貫してR&B、カントリー、ブルース、ゴスペルなどのルーツに根ざしたアーシーな作品をリリースしてきた彼女ですが、このアルバムでも基本的にはその路線はかわらないものの、アルバムタイトルからも想像できるように、よりサザンソウル・ゴスペル色が強くなってますね。バック陣もソウル系セッションミュージシャンの猛者絶達が起用されてます。

ジェームス・ジェマーソンの後任としてモータウンを支えたボブ・バビット。MG'sとともにスタックスのハウスバンドとして活躍した新生バーケイズのドラマーで、後にブルース・ブラザース・バンドでも活躍したウィリー・ホール。メンフィスのアメリカン・サウンド・スタジオのセッションミュージシャンとして多くの作品に参加し、プレスリーとも共演したレジー・ヤング。70年代半ばのスタッフでの活動が有名リチャード・ティー。そしてマッスル・ショールズ・ホーンズといった面々によるサウンドはまさにソウルミュージックで、トレイシー・ネルソンの滋味溢れるヴォーカルを好サポートしてます。

いやぁ、良いアルバムだな~彼女の作品になかでも1、2位を争うくらい好きかも・・・


TRACY NELSON (Vocal)
RON CORNELIUS (Guitar)
REGGIE YOUNG (Guitar)
BOB BABBIT (Bass)
WILLIE HALL (Drums)
RICHARD TEE (Piano, Organ)
LEON PENDERVIS (Piano, Organ)


1. Sweet Soul Music
2. Looking For A Sign
3. Joabim
4. Nothing I Can't Handle
5. Baby I Found Out
6. Lies
7. Same Old Blues
8. We Just Can't Make It Anymore
9. I'll Be Your Baby Tonight
10. Going To Tennessee


購入日:8/10
購入場所: ディスクユニオン国立駅前店
購入金額:¥1,050
備考:輸入盤 中古
by shintan_shintan | 2008-08-30 16:23 | SOUTHERN / SWAMP
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今日紹介するのはスワンプ好きには有名な名盤、ベン・アトキンスが71年にリリースしたデビュー作「パチョリ」。

97年にPヴァインの「スワンプ~サザンロック裏名盤発掘シリーズ」として、ドン・ニックスの3rdなどとともに初CD化された作品で、1~2年前くらいまではよく通常価格で中古を何度か見かけていたんですが、気がつくとなかなか見かけることもなくなり、オークションなどでも高値がつくように・・・ 中古は見かけたときに買っておかなきゃなぁ・・・ と後悔しつつ、プレ値ながらようやく入手できました。

デヴィッド・フッド(B)、ロジャー・ホーキンス(Dr)、バリー・ベケット(Key)、ジミー・ジョンソン(G)、ウェイン・パーキンス(G)ら御馴染みマッスルショールズの面々が①~⑥を、ダック・ダン(B)、アル・ジャクソン(Dr)、ボビー・マニュエル(G)らが⑦⑧⑩をバックアップしたそのサウンドは、泥臭くもソウルフルで文句なし。特筆すべきところはないですが、演奏良し、曲良し、歌良しで個人的にはスワンプ系SSWの作品としては10本の指に入るほど気に入ってます。高かったけど買って良かった~

ちなみにタイトルの「パチョリ」とは、フィリピンやインドネシアを原産とし、エッセンシャルオイルとして使われてるシソ科の植物。このアルバム、ジャケットが「匂う」レコードとして有名なようですが、どうもこのパチョリの香りがつけられてるんじゃないでしょうか・・・ ちなみにCDは匂いませんよ、もちろん。


1. I Love This Song
2. Cross My Mind
3. Shine On
4. Holding On To Friends
5. Smokestack Lightnin’ / Brighter Side Of It All
6. Solid Ground
7. That Brings Me Down
8. A Long Way To Go
9. Would I Be Better Gone?
10. Good Times Are Coming


購入日:7/9
購入場所:ディスクユニオン新宿中古センター
購入金額:¥2,940
備考:国内盤 帯つき 中古
by shintan_shintan | 2008-07-13 20:43 | SOUTHERN / SWAMP
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先日リリースされたグレッグ・オールマンの紙ジャケは3枚とも購入したんですが、73年のファーストソロ「レイドバック」は以前記事にしてますし、77年のスタジオ2作目「嵐」もちょっと前にエントリーしてるので、本日は74年にリリースされたライブ盤をご紹介。

「レイドバック」リリース後のツアーを収録し、2枚組みとしてリリースされたこのアルバム。
カプリコーンの同僚バンド「カウボーイ」のトミー・タルトン(G)とスコット・ボイヤー(G)に、オールマンのジェイモー(Dr)とチャック・リーヴェル(Key)。セッションドラマーのビル・スチュアートと後にグレイトサザンのメンバーになるケニー・ティボット(B)、後にチャック・リーヴェルと「シー・レヴェル」を結成するランドール・ブラムレット(Sax)を中心とした5名のブラス隊、3名の女性コーラス、24名編成のストリングスという総勢39人の大所帯によるビッグバンド風サウンドがゴージャスです。

「レイドバック」収録の①②こそスタジオ盤の雰囲気とあまりかわらない感じですが、続くエルヴィス・プレスリーの③や、ニューアレンジによるオールマンの④あたりからなかなか興味深くなり、バックを務めたカウボーイの2人がフロントに立った⑤⑥で一気に惹きこまれました。特に⑤は良い曲ですね~ カウボーイのオリジナルアルバムも聴きたくなっちゃいました。

ここまでがアナログでいうところの1枚目。⑦からがアナログの2枚目に当たるんですが、こちらも注目するところが目白押し。
よりジャジーでゴージャスに演じられたオールマンのセルフカバー⑧や、バート・バーンズのカバー⑨、R&Bクラッシックの⑩などではこの大所帯な編成が上手く生かされた演奏っぷりになってますし、当時の奥さんジャニスと共演したピアノ弾き語りのバラード⑪も良い曲です。
アルバムは、「レイドバック」収録されていたカントリートラディショナルの⑫で幕を閉じますが、ニッティー・グリッティー・ダート・バンドなど多くのアーティストが取り上げているこの曲、ここではスタジオバージョン以上にゴスペルテイストを強く感じさせる出来で、ライブのラストにふさわしいですね。


今回、紙ジャケをきっかけに初めて聴いたこのアルバムですが、予想以上に良かったです。前述したようなゴージャスなバンド編成による、ちょっとジャジーなサウンドも好みですし、カバーも多くて楽しめました。


1. Don't Mess Up A Good Thing
2. Queen Of Hearts
3. I Feel So Bad
4. Stand Back
5. Time Will Take Us (COWBOY)
6. Where Can You Go? (COWBOY)
7. Double Cross
8. Dreams
9. Are You Lonely For Me Baby
10. Turn On Your Love Light
11. Oncoming Traffic
12. Will The Circle Be Unbroken



購入日:6/24
購入場所:レコファン渋谷BEAM店
購入金額:ポイント300円分値引きで¥2,500
備考:国内盤 新品
by shintan_shintan | 2008-07-08 22:21 | SOUTHERN / SWAMP

今日から7月、今年ももう半分が過ぎたんですね。

昨年の怒涛の紙ジャケリリースラッシュに比べると、今年はちょっとおとなしい感じがしますし、これぞ!というものが無いような気もしますが、それでも結構買っちゃってるんですよね~ 今年になっての紙ジャケ関連の記事数は33。1~6月までで127本エントリーしてますので、なんだかんだで4分の1以上が紙関連だったりします。

で、今日も紙ジャケなんですが、ディッキー・ベッツがオールマン・ブラザース・バンド(以下ABB)の(最初の)解散後に組んだバンド、グレイト・サザンの2枚のアルバムをご紹介。
国内盤のプラケはとうに廃盤で、ユニオンあたりじゃけっこうなプレ値がつけられており、なかなか手が出なかった身としては嬉しいリイシューでした。なんといっても最新2008年リマスターだし。

ディッキー・ベッツというと、カントリーやブルーグラスをルーツにもつ人なだけに、このバンドでもファーストソロのようなカントリーロックなのかと思いきや、軽快かつファンキーなサザンロックサウンドで、これはいい感じですね。初期のABBと同じくツインドラム、ツインギターによる6人編成ということもあって、サウンドもABBに通じるところが多いです。インプロを省いてキャッチー&コンパクトに、肩の力が抜けたABBって感じでしょうか。
ヴォーカル・ハーモニーや、後に再編ABBのメンバーとなるダン・トーラーとのツインギターなど聴きどころも多いですし、今回購入した2枚とも、かなりのお気に入りアルバムとなりそうです。




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77年にリリースしたデビューアルバム。
ディッキー・ベッツのスライドギターがカッコイイ①、ファンキーでリズミカルな②⑤、サザンテイスト豊かなミドルテンポのメロディアスな③、バラードの④、ロックンロールテイストな⑥、7分を越えるどことなくエキゾチックなミディアムテンポのバラード⑦などなど、派手さはないもののどれも良い曲ばかりです。気負いのないナチュラルな雰囲気がいいですね~

DICKY BETTS & GREAT SOUTHERN (77年)
1. Out To Get Me
2. Run Gypsy Run
3. Sweet Virginia
4. Way Loves Goes
5. Nothing You Can Do
6. California Blues
7. Bougainvillea



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こちらが78年リリースのセカンドアルバム「燃え尽きたアトランタ」
ファーストと基本的な路線は変わらないものの、よりストレートなロックンロールに振られてるかな。⑧ではボニー・ブラムレットがデュエットヴォーカルとして参加してます。

ATLANTA'S BURNING DOWN (78年)
1. Good Time Feeling
2. Atlanta's Burning Down
3. Leavin' Me Again
4. Back On The Road Again
5. Dealin' With The Devil
6. Shady Street
7. You Can Have Her (I Don't Want Her)
8. Mr. Blues Man


購入日:6/24
購入場所:レコファン渋谷BEAM店
購入金額:ポイント分250円引きで各¥2,060
備考:国内盤 新品
by shintan_shintan | 2008-07-01 22:20 | SOUTHERN / SWAMP