本日2本目の記事は、ブルース界3大キングのひとりであるアルバート・キングが、ドン・ニックスのプロデュースのもとスタックスから71年にリリースしたアルバム「LOVEJOY」。
ドン・ニックスがプロダクションに関わったものにハズレなし、と言われてるかどうか知りませんが、フレディ・キングのアルバム同様、スワンピーな香りのブルースアルバムとなってます。
下に参加ミュージシャンのクレジットを書いておきましたが、大きく分けてセッションは2回。
70年12月のニューヨーク録音では、ジェシ・ディヴィスをリズムギターに、ダック・ダンとジム・ケルトナーをリズム隊で固め、アグレッシブでソリッドな感じのサウンドになってます。アルバム冒頭を飾る、ご存知ストーンズの名曲も、見事なスワンピーブルースに変身してます。
71年1月のマッスル・ショールズ録音では、もちろん、バリー・ベケットやデヴィッド・フッド、ロジャー・ホーキンス、ウェイン・パーキンスといったマッスルショールズ・リズムセクションの面々が参加。エッジの効いた感じのNY録音とは違って、ソウルテイストのふくよかなあの音になってます。アルバート・キングとの相性も意外と良いいですね~
アルバート・キングのスタックス録音と言うと、何といってもブッカーT.& MG’sがバックを担った「Born Under A Bad Sign」が有名ですが、このアルバムも相当良いですよ~ 超オススメです。
<MUSICIANS>
On ①②⑤⑦
ALBERT KING (Vocal, Guitar)
JESSE EDWIN DAVIS (Rhythm Guitar)
JOHN GALLIE (Keyboards)
DONALD “DUCK” DUNN (Bass)
JIM KELTNER (Drums)
SANDY KONIKOFF (Purcussion)
On ③④⑥⑧⑨
ALBERT KING (Vocal, Guitar)
TIPPY ARMSTRONG (Rhythm Guitar)
WAYNE PERKINS (Rhythm Guitar)
BARRY BECKETT (Keyboards)
DAVID HOOD (Bass)
ROGER HAWKINS (Drums)
JEANNE GREENE and MT. ZION SINGERS (Background Vocals)
Prodeced And Arranged By DON NIX
1. Honky Tonk Women
2. Bay Area Blues
3. Corrina, Corrina
4. She Caught The Katy (And Left Me A Mule To Ride)
5. For The Love Of A Woman
6. Lovejoy, Ill.
7. Everybody Wants To Go To Heaven
8. Going Back To Iuka
9. Like A Road Leading Home
購入日:4/28
購入場所:HMV通販
購入金額:¥1,370
備考:輸入盤 新品