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初めて聴いたヴァン・ヘイレンの曲は「ユー・リアリー・ガット・ミー」で、アルバムは82年の「ダイヴァー・ダウン」。で、初めて購入したヴァン・ヘイレンは、本日紹介する83年12月リリースの6枚目「1984」。

リリースされる前から、シンセを導入した問題作とのレビューは雑誌で読んでましたし、先行してラジオでよくかかっていた「ジャンプ」を聴いて多少の違和感を感じてはいたものの、小遣いをためて発売日に購入した記憶があります。

僕が洋楽のレコードを買っていたのって中学と高校の6年くらいなんですが(その後はCDが主流になったんで・・)、やっぱりリアルタイムでレコードを購入してた作品の紙ジャケ化は嬉しいものですね。今後リリースされるデフ・レパード、デュラン・デュラン、カルチャー・クラブも何気に楽しみにしてたりしますし、本日リリースされたホワイトスネイクも気になるところです。

で、この「1984」ですが、前述したようにシンセを導入した作品ということで、リリース当時は賛否両論あったと記憶してますが、ご存知のように②「ジャンプ」は大ヒットしましたし、全9曲中シンセサウンドなのは①②⑦のみで、残りの楽曲はハードでゴキゲンなロックチューンばかり。
「ジャンプ」とともに彼らの代表曲となった③「パナマ」、⑥「ホット・フォー・ティーチャー」も収録されてますし、アルバムトータルではけっこうハードな感じがするものの、デイヴ・リー・ロス在籍時の6枚のうちでは一番親しみやすく聴きやすいアルバムじゃないでしょうか。





VAN HALEN / 1984 (紙ジャケ)_b0079504_22701.jpg

あわせて購入したのが78年の記念すべきファーストアルバム「炎の導火線」。これはもう70年代を代表するハードロックアルバムの1枚ですね。
予算の都合で今回購入できなかった5作目「ダイヴァー・ダウン」も紙ジャケ的には面白みはありませんが、大好きな作品ですので近日中にゲットしたいです。


「1984」
1. 1984
2. Jump
3. Panama
4. Top Jimmy
5. Drop Dead Legs
6. Hot For Teacher
7. I'll Wait
8. Girl Gone Bad
9. House Of Pain


購入日:4/22
購入場所:タワーレコード新宿店
購入金額:¥2,200
備考:国内盤 新品
# by shintan_shintan | 2008-04-22 22:07 | HARD ROCK
ERIC WEISSBERG & DELIVERANCE / RURAL FREE DELIVERY_b0079504_19321259.jpg


本日紹介するのは、バンジョーの名手として名高いエリック・ワイズバーグが「エリック・ワイズバーグ&デリヴァランス」名義で73年にリリースした唯一作。
数年前に名盤探検隊シリーズで初CD化され、ウッドストック録音ということと、豊かな自然を感じるジャケットもあって気になっていた1枚ではありますが、今回入手したのは今年になってリリースされたWounded Bird盤。

内容を一言で言ってしまえば、バンジョー、マンドリン、フィドルをフューチャーしたカントリーロックなんですが、ジャケのイメージぴったりなアーシーなものから、ブルーグラスの要素が強いアップテンポなもの、ハーモニーの美しいSSW的なものまで各種揃っていて一本調子にならずに楽しめます。

基本的にはアコースティックなサウンドですが、けっこうエレクトリックギターがサウンドのアクセントになっていて、レイドバックし過ぎないロック的な雰囲気を作り出しているところがいいですね。全11曲中、⑤⑦⑩がインストナンバーですが、特に⑤はエリアコード615を思い起こすような各メンバーのテクニカルなプレイが凄いですよ~



で、今となっては評価の高い作品ではありますが、リリース当時はあんまり売れなかったようです。ところがこのアルバムをいたく気に入ったのが、なんとボブ・ディラン。
75年にリリースされたコロンビアでの復帰作「血の轍」のレコーディングにはデリヴァランスのメンバーへお呼びがかかったようです。

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で、このアルバムも久々に聴いてみました。
当初は全10曲ともデリヴァランスがバックをつとめたようですが、ディランがあまり気に入らなかったようで、最終的に採用されたのは5曲。このアルバムで聴かれるサウンドとはちょっと趣の違う、歌を支える堅実なプレイですね。

実はディランってちょっと苦手でして・・・ なかでもこのアルバムはとりわけ地味な感じがしてほとんど聴いてなかったんですが、あらためて聴いてみるとこれはけっこう好きかも。


1. Uncle Pen
2. Hard Hearted
3. Thanks For Bein' You And Lovin' Me
4. Somewhere In Time
5. Concrete Canyone Boogie
6. Ride In The Country
7. Scalded Cat
8. Blessed Is The Man
9. Lend Me Your Heart
10. Opening Day
11. 'Til The End Of The World Rolls Around


購入日:4/3
購入場所:ディスクユニオンお茶の水ロック館
落札金額:¥1,790
備考:輸入盤 新品
# by shintan_shintan | 2008-04-20 19:33 | COUNTRY ROCK
GARY FARR / ADDRESSED TO THE CENSORS OF LOVE_b0079504_1902858.jpg


ヤードバーズと同じマネージメントのロックバンド「Tボーンズ」のリーダーとして60年代半ばから活躍していたゲイリー・ファー。本日紹介するのは彼が73年にリリースした3枚目のソロアルバム。
英国スワンプの名盤として有名な作品ですが、顔ドアップでおでこ部分にタイトルをもってきた、ちょっとおバカな感じのジャケもあってなんとなく聴かずじまいの作品でしたが、ジェリー・ウェクスラーのプロデュースによるマッスル・ショールズ録音とあればハズレはないだろうと思い入手することに。

Tボーンズ時代からリズム&ブルースをレパートリーとし、パワフルな歌声を聴かせてくれていたらしいですが、ジミー・ジョンソン(G)、ピート・カー(G)、バリー・ベケット(P)、デヴィッド・フッド(B)、ロジャー・ホーキンス(Dr)といった御馴染みの面々によって奏でられる南部色溢れるバックのサウンドとの相性も良いですね~ ①を聴いた瞬間に素晴らしい作品であることを確信しました。

とはいえ、アルバム全体が南部風のアーシーなトーンかというとそういうわけではなく、イギリス人の血からなのか、哀愁感あふれるフォーク的な③や、どことなくせつなげなメロでくぐもった雰囲気の⑥⑦⑨など英国的なところを多々感じるアルバムでもあります。かと思うとメキシカンで陽気な⑤や、スリム・ハーポのブルースナンバー⑫もあったりで、スワンピーなサウンドがお好きの方にはマストアイテムでしょう。


1. Breakfast Boo-Ga-Loo
2. Wailing Wall
3. Muggsy The Lard
4. General's Daughter
5. Mexican Sun
6. White Bird
7. Faith What A Face
8. I'll Be Your Rocket
9. Certain Lady
10. John Birch Blues
11. Rhythm King
12. I'm A King Bee


購入日:4/3
購入場所:ディスクユニオンお茶の水ロック館
落札金額:¥1,790
備考:輸入盤 新品
# by shintan_shintan | 2008-04-19 19:00 | SOUTHERN / SWAMP

一昨年の4/17にこのブログを始め、おかげさまで満2歳となりました。

この1年での記事数は287。最初の1年での記事数は359でしたから、ちょっとペースは落ちてきていますが意外と多かったですね~ もっとサボってると思ってましたが・・・(笑)

1周年の記事でも書きましたが、ここまで続けてこられたのは日々訪問してくださる皆様やコメントしていただける皆様のおかげです。毎日500人近くと、多くの方に訪問いただき、非常に励みになります。

3年目に突入となりましたが、これからもマイペースに色々と記事にしていこうと思いますし、今年中には直接交流も実現させていきたいと思っておりますので、皆様今後とも宜しくお願いいたします。
# by shintan_shintan | 2008-04-17 08:15 | 全般
SEATRAIN / SEATRAIN_b0079504_21595416.jpg


アル・クーパーも在籍していたブルースプロジェクトのアンディ・カルバーグ(ベース、フルート)と、グレイトフル・デッドとも交流のあったサイケ/アシッドなバンド、アースオペラのリチャード・グリーン(ヴァイオリン)を中心に結成されたシートレイン。
本日紹介するのは、グリーンと同じくアースオペラのメンバーだったピーター・ローワン(ヴォーカル、ギター)が加わりカントリー/ブルーグラス色が強くなった、ジョージ・マーティンプロデュースのセカンドアルバム(70年)。

このアルバムを店頭で見かけたときには、フィドル奏者を擁するカントリーロックバンドだったよな~くらいの知識しかなかったんですが、あまり見かけることのないアルバムだったんでとりあえずゲット。
ジャケットのイメージもあって田舎っぽいおおらかなサウンドかと思いきや、カントリー/ブルーグラスのエッセンスはもちろんですが、ちょいプログレっぽく、どことなくアシッドな雰囲気も。叙情的なバラードがあったり、トラディショナルのカバーがあったりでかなり多彩ですね~ 

個人的にはリトル・フィートの名曲をカントリータッチ豊かなアップテンポに仕上げた①や、ブラッド、スウェット&ティアーズを思い起こす⑤⑦、美しいカントリーバラードの⑩なんかがお気に入りですが、どの曲でもサウンドのキーを握るリチャード・グリーンのエレクトリック・ヴァイオリンがいいですね。時にはトラディショナルなカントリー/ブルーグラスなフレーズを奏でたかと思うと、ロックっぽく弾きまくったり、サイケ/アシッド感あふれるメロディーだったり、ちょっとクラシカルだったりで大活躍してます。


1. I'm Willin'
2. Song Of Job
3. Broken Morning
4. Home To You
5. Out Where The Hills
6. Waiting For Elijah
7. 13 Questions
8. Oh My Love
9. Sally Goodin'
10. Creepin' Midnight
11. Orange Blossom Special


購入日:3/29
購入場所:ディスクユニオン国立駅前店
購入金額:¥1,365
備考:輸入盤 中古
# by shintan_shintan | 2008-04-15 22:00 | COUNTRY ROCK